ダブルチーズバーガーの価格設定はおかしくない

マクドナルドの「チーズバーガー」と「ダブルチーズバーガー」の価格設定がおかしいという話があるそうです。
チーズバーガーが130円でダブルチーズバーガーが340円。
連立方程式を使って計算すると、ハンバーグ(パティ)とチーズが210円、パン(バンズ)がマイナス80円になるそうです。

マックのダブルチーズバーガー、価格に疑問? 計算の結果「バンズを食べると80円もらえる」ことが判明 – ねとらぼ
10月26日、マクドナルドが各店舗での商品価格を統一し、Webサイトにも商品価格の表示が復活しました。しかし、価格が公開されたことにより、チーズバーガーとダブルチーズバーガーの価格設定がおかしいのではないかと話題になっています。
公式サイトのメニューを見てみると、チーズバーガーが130円に対して、ダブルチーズバーガーが……340円!? ダブルなのに、トリプルに近い価格になっているではありませんか。

こんなのは販売戦略で決めるケースが多いので、おかしくないのです。
商品内容、構成だけで価格を決めるならば以前の店舗ごとに価格が異なっていたこともおかしいことになります。
前にも採り上げましたが、牛丼の価格を調べてみます。
まず「吉野家」。

商品 価格(円) カロリー(キロカロリー) 千キロカロリーあたり価格
並盛 380 669 568
大盛 550 929 592
特盛 680 1063 640

ウェブサイトで公開されている価格とカロリーを比較すると千キロカロリーあたりの価格は特盛よりも並盛の方が安いのです。もしたくさん食べたければ特盛でなく並盛を二杯食べた方がよろしい。
ライバルである「すき家」はどうでしょうか。

商品 価格(円) カロリー(キロカロリー) 千キロカロリーあたり価格
並盛 350 656 534
大盛 470 845 556
特盛 580 980 592

こちらも特盛より並盛の方が安いです。
そして、吉野家よりすき家の方が安い。つまりライバルとの比較で価格を決めている部分が多分にあるということです。

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