節電15%の意味

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政府から節電15%が打ち出されていますが、今一つ理解できません。
(1)電力(kW)を削減する。〈ピーク〉
(2)電力量(電力×時間、kW時)を削減する。〈トータル〉
のどちらが目標なのか。

(1)については、電力は一日の間に増減します。ピーク時点での電力が電力会社の発電能力を超えなければ停電しません。
(2)については、一日とか一か月とかのトータルです。これを削減すれば燃料不足などにはなりません。

経済産業省のページには次のように書かれています。

節電 ‐電力消費をおさえるには‐(METI/経済産業省)
ピーク期間・時間帯における使用最大電力を15%削減することが求められています。

つまり(1)のピーク電力を下げればよいと書かれています。
夏、家庭だと午後2時頃がピークになるそうです。気温が上がりエアコンを使うからです。つまりこの時間のエアコンを停めてしまえばよいのです。
しかし午後2時頃がピークと言っても、午前9時から午後8時までは、ほぼ一様に高いですので、結局、一日中、エアコンを使えません。

逆に、午前9時より前と午後8時より後は、比較的、気楽に電気を使ってよさそうです。
朝のうちにご飯を炊いて冷蔵庫に入れておくとか、お湯を沸かして魔法瓶に入れておくというような方法が効果があるようです。

[ 2011年6月2日 | カテゴリー: 社会 | タグ: , ]

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