M-1グランプリ2025で最も適切な評価をした審査員は誰か

結成15年以内で争う漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2025」決勝が行われ、たくろうが第21代王者に輝きました。
今回、最も適切な評価をした審査員を調べてみました。

分析データとなった採点一覧

出番順 コンビ名 得点計 大吉 駒場 山内 後藤 哲夫 柴田 ともこ 礼二
1 ヤーレンズ 843 93 91 95 94 94 91 94 97 94
2 めぞん 820 92 94 92 89 90 90 89 93 91
3 カナメストーン 830 94 93 92 90 93 90 91 94 93
4 エバース 870 97 95 99 97 96 97 98 96 95
5 真空ジェシカ 844 95 94 93 95 94 91 92 94 96
6 ヨネダ2000 826 94 92 94 91 89 89 93 94 90
7 たくろう 861 96 97 96 92 95 94 97 97 97
8 ドンデコルテ 845 91 95 91 95 93 95 94 95 96
9 豪快キャプテン 839 89 96 93 96 92 91 93 95 94
10 ママタルト 823 90 93 94 91 91 89 88 93 94

各審査員の評価は平均とどう違ったか

次に、各コンビの平均点と、それぞれの審査員の点数の差を一覧にしました。表の値は「審査員の点数 – コンビの平均点」で計算されており、プラスは平均より高く、マイナスは平均より低く評価したことを示します。表の最後の行は、その差の大きさ(絶対値)の平均である「平均乖離」です。

コンビ名 大吉 駒場 山内 後藤 哲夫 柴田 ともこ 礼二
ヤーレンズ -0.67 -2.67 +1.33 +0.33 +0.33 -2.67 +0.33 +3.33 +0.33
めぞん +0.89 +2.89 +0.89 -2.11 -1.11 -1.11 -2.11 +1.89 -0.11
カナメストーン +1.78 +0.78 -0.22 -2.22 +0.78 -2.22 -1.22 +1.78 +0.78
エバース +0.00 -2.00 +2.00 +0.00 -1.00 +0.00 +1.00 -1.00 -2.00
真空ジェシカ +0.60 -0.40 -1.40 +0.60 -0.40 -3.40 -2.40 -0.40 +1.60
ヨネダ2000 +2.44 +0.44 +2.44 -0.56 -2.56 -2.56 +1.44 +2.44 -1.56
たくろう +0.33 +1.33 +0.33 -3.67 -0.67 -1.67 +1.33 +1.33 +1.33
ドンデコルテ -2.89 +1.11 -2.89 +1.11 -0.89 +1.11 +0.11 +1.11 +2.11
豪快キャプテン -4.89 +2.11 -0.89 +2.11 -1.89 -2.89 -0.89 +1.11 +0.11
ママタルト -2.30 +0.70 +1.70 -1.30 -1.30 -3.30 -4.30 +0.70 +1.70
平均乖離 2.02 1.58 1.84 1.93 1.38 1.82 1.58 1.84 1.62

分析の前提

今回の分析では、上に示した10組のコンビに対する9人の審査員(大吉さん、駒場さん、塙さん、山内さん、後藤さん、哲夫さん、柴田さん、ともこさん、礼二さん)の採点データを使用しました。
各コンビに対して全審査員の平均点を算出し、それぞれの審査員の点数がその平均点からどれだけ離れているか(乖離しているか)を全コンビ分計算し、その平均値を「平均乖離スコア」としました。このスコアが小さいほど、平均に近く、今回の基準では「的確な」評価をしたと判断します。

分析結果とランキング

分析の結果、各審査員の平均乖離スコアは以下のようになり、スコアが小さい順にランキングを作成しました。

  • 1位: 後藤 (平均乖離: 1.38)
  • 2位: 駒場 (平均乖離: 1.58)
  • 3位: 柴田 (平均乖離: 1.58)
  • 4位: 礼二 (平均乖離: 1.62)
  • 5位: 哲夫 (平均乖離: 1.82)
  • 6位: 塙 (平均乖離: 1.84)
  • 7位: ともこ (平均乖離: 1.84)
  • 8位: 山内 (平均乖離: 1.93)
  • 9位: 大吉 (平均乖離: 2.02)

まとめ

今回の分析基準において、最も的確な評価をした審査員は後藤さんでした。後藤さんは、一貫して全体の平均に近い、バランスの取れた採点をしていたことがうかがえます。

一方で、最も平均から離れた評価をしたのは大吉さんでした。これは、大吉さんが他の審査員とは異なる独自の視点や評価基準を持っていた可能性を示唆しています。

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