表を作成した際に連番を入力するケースはとても多いです。
単に「何番目か?」とか「何件あるか?」ということを知るためにセットする以外にも意味があります。表計算ソフトとして使う場合、並べ替えをすることがあります。あらかじめ連番をセットしておけば、この連番で並べ替えをすれば最初の状態に簡単に戻すことができます。
連番を入力する方法としてマクロを使う方法とオーソドックスな方法をいくつか紹介します。「1,2,3,…」という連番を縦に入力するという前提です。Excel2007で確認しました。
マクロを使う方法
Sub 選択範囲に連番を入力()
Dim c As Object
Dim x As Long
x = 1
For Each c In Selection
c.Value = x
x = x + 1
Next c
End Sub
Dim c As Object
Dim x As Long
x = 1
For Each c In Selection
c.Value = x
x = x + 1
Next c
End Sub
マクロが使えるならば、この方法が最も簡単です。範囲を選択した状態で実行するだけです。
Excelマクロの使い方 | You Look Too Cool
もし隣の列に値が入っていればドラッグではなくダブルクリックで最後の行まで連番がセットされます。
オートフィルを使う方法(2つのセル)
- 連番を入力したい最初のセルに「1」、次のセルに「2」を入力。
- これらのセルを選択。
- カーソルをセルの右下に合わせる。形が「+」になる。
- 下にドラッグする。
もし隣の列に値が入っていればドラッグではなくダブルクリックで最後の行まで連番がセットされます。
オートフィルを使う方法(Ctrlキー)
- 連番を入力したい最初のセルに「1」を入力。
- このセルを選択。
- カーソルをセルの右下に合わせる。形が「+」になる。
- Ctrlキーを押す。「+」の右上に小さな「+」が表示される。
- 下にドラッグする。
フィルを使う方法
- 連番を入力したい最初のセルに「1」を入力。
- このセルを選択。
- メニューの ホーム – 編集 – フィル を選択。
- 範囲の「列」にチェック、増分値に「1」、停止値に適当な数を入れ、OKをクリック。
この方法は、単に連番を入力するだけならば、面倒です。
関数Rowを使う方法
- 連番を入力したいセルに「=Row()」を入力。
行番号を表示する関数なので、もし2行目を「1」にしたければ「=Row()-1」とします。
並べ替えをしても「1,2,3,…」と自動的に修正されるため、上述のように最初の状態に戻せなくなります。
数式を使う方法
- 連番を入力したい最初のセルに「1」を入力。
- 次のセル以降に「={最初のセル}+1」を入力。
並べ替えをしても「1,2,3,…」と自動的に修正されるため、上述のように最初の状態に戻せなくなります。
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