文化祭などでチケットを手作りすることはよくあると思います。
これをExcelで作り、1枚ずつ通し番号を付けたいとします。
A4の紙を使うとして紙1枚からチケット4枚を印刷することにします。
Excel2007で確認しましたが別のバージョンでも動くと思います。
Excelでチケットを作る
- Excelで1枚分のチケットを作ります。
- 通し番号をセットするセルを決めます。ここでは「C2」とします。
- 1枚分の範囲を3回コピーしてA4版に4枚分のチケットを作ります。
- 2枚目の通し番号のセルに「=C2+1」と入力します。
- 3枚目の通し番号のセルに「=C2+2」と入力します。
- 4枚目の通し番号のセルに「=C2+3」と入力します。
マクロを設定する
Visual Basic Editorを開き、次のマクロをセットします。
Sub 連続印刷()
myrow = 2 'セットするセルの行(C2ならば「2」)
mycol = 3 'セットするセルの列(C2ならば「3」)
numberfrom = 1 '最初の番号
numberto = 1000 '最後の番号
numberstep = 4 '1ページあたりの番号
For i = numberfrom To numberto Step numberstep
Cells(myrow, mycol) = i
Sheets.PrintOut
Next i
End Sub
myrow = 2 'セットするセルの行(C2ならば「2」)
mycol = 3 'セットするセルの列(C2ならば「3」)
numberfrom = 1 '最初の番号
numberto = 1000 '最後の番号
numberstep = 4 '1ページあたりの番号
For i = numberfrom To numberto Step numberstep
Cells(myrow, mycol) = i
Sheets.PrintOut
Next i
End Sub
状況に応じて書き換えます。
myrowとmycolは通し番号をセットするセルの行と列です。「C2」ならば、myrowに「2」、mycolに「3」とします。
numberfromは最初の番号です。
numbertoは最後の番号です。チケットを1000枚作るならば「1000」とします。
numberstepは1ページあたりのチケットの枚数です。
マクロを実行する
このマクロを実行します。
通し番号を順々にセットして連続して印刷します。
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