2024年2月4日、人気タレントの小島瑠璃子(31)さんの夫であり、実業家の北村功太氏(29)が東京都内の自宅で急死したことが報じられ、関係者やファンに大きな衝撃を与えています。北村氏の死因や具体的な事情については未だ明らかにされていませんが、彼が抱えていたビジネス上のトラブルや多額の借金が背景にあるとの憶測が飛び交っています。
緊急搬送からの死去
2月4日、小島さんと北村氏は都内の自宅から救急搬送される事態となりました。小島さんは軽傷で命に別状はないものの、北村氏は病院で死亡が確認されました。小島さんは後日、Instagramで夫の死についてコメントを発表し、「家族思いで優しく責任感の強い人でした」と追悼の意を表しました。また、突然の別れに対する深い悲しみと戸惑いを綴り、家族や子どもへの愛情を強調しました。
小島瑠璃子さんと北村功太氏の出会いと結婚
小島さんは2022年に芸能活動を休止し、中国進出を目指して留学を計画していました。その過程で北村氏と出会い、交際期間3ヶ月で結婚。2023年5月には正式に入籍し、同年8月には第一子の妊娠が報じられました。しかし、結婚わずか1年余りで夫を亡くし、現在はシングルマザーとして子育てと向き合う状況です。
北村氏の事業「Habitat」と財務状況
北村氏は温浴施設向けのDX支援や会員制サウナ事業を手掛ける「Habitat株式会社」の創業者として活動していました。同社は2020年10月に設立され、温泉やサウナのプロデュースおよび専用アプリ「Habitat(ハビタット)」の開発を行っていました。当初は資金調達に成功し、経済誌「Forbes」の「RISING STAR COMMUNITY 2022」にも選出されるなど期待されていました。
しかし、最新の官報決算公示では、2024年8月期の純利益がマイナス1億4496万円、利益剰余金がマイナス3億225万円と債務超過に陥っており、経営は厳しい状況でした。さらに、同行関係者によると、温浴施設向けアプリ「Habitat」の開発費として約5000万円を前渡しで支払ったにもかかわらず、アプリのアップデートが進まず、提携先からの返金要求に応じない姿勢が続いていたとのことです。
リゾート運営業社「X社」とのビジネストラブル
ビジネス上のトラブルの中心にあるのは、全国で温泉やホテルを展開するリゾート企業「X社」との関係です。X社の関係者は、「Habitat」のアプリ開発において、X社が運営する温泉施設での利用を前提に約5000万円を支払いました。しかし、開発後のアプリは一定の施設でのみ利用可能となり、予定していた100施設への展開が実現しませんでした。さらに、アプリ上の利用者数と施設側のカウントにズレが生じるなどのトラブルも発生し、X社は全額返金を求めていました。
「全額返してくれと連絡したのですが、北村さんからそもそも返事がない。このままでは埒があかないので、社内で訴訟の準備を進めていたところでした。そうした状況で、今回の訃報を聞いたという状況です」とX社の関係者は語っています。北村氏の突然の死去により、訴訟は未解決のままとなっています。
ビジネストラブルの背景と北村氏の経営姿勢
「Habitat」は、温浴施設のデジタル化を目指した先進的な事業としてスタートしましたが、実際の運営面では多くの問題が抱えられていました。SNSでは「サウナ王子」の異名を持つ北村氏でしたが、事業自体はうまくいかず、資金を消耗し続けていたと関係者は指摘しています。また、会社の規模も縮小し、オフィスや居住地も高級マンションから標準的なタワーマンションへと移転しています。
小島瑠璃子さんの今後
夫の死去により、小島さんは突然シングルマザーとなりました。関係者は「小島さんは賢く、頭の回転が早いため、今後タレントとして復活する可能性もある」と見ていますが、現在は子どものケアと心の傷を癒やすことに専念していると伝えられています。また、葬儀は家族のみで執り行う予定ですが、後日改めて関係者への挨拶の場を設けるとのことです。
コミュニティとファンからの反応
北村氏の死去に際し、ファンや関係者からは小島さんへの温かいエールが寄せられています。小島さん自身もSNSで謝罪と感謝の意を表明し、多くの支持と励ましのメッセージを受け取っています。一方で、ビジネス上のトラブルや財務状況についての憶測も広がっており、今後の調査や真相解明が求められています。
まとめ
小島瑠璃子さんの夫である北村功太氏の急死は、彼女の私生活とビジネス双方に大きな影響を与えています。北村氏が抱えていたビジネス上の問題や多額の借金が今回の悲劇にどのように関与したのか、今後さらなる情報が明らかになることが期待されています。一方で、小島さんはシングルマザーとして新たな道を歩み始める必要があり、周囲の支援が求められる状況です。
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