とにかく動かすPAD – Pythonのライブラリを使う方法

Pythonのバージョンを知る方法

【Pythonスクリプトの実行】でPythonが使えます。
Pythonのバージョンは「Python3.4」とします。
次のようにするとPythonの正確なバージョンが分かります。

【Pythonスクリプトの実行】
実行するPythonスクリプト:
import sys
print(sys.version)

結果
3.4.1 (3.4.1.1000)
[.NETFramework,Version=v4.6.2 on .NET Framework 4.8.4515.0 (64-bit)]

使えるライブラリを知る方法

次のようにすると使えるライブラリ(モジュール)が分かります。

【Pythonスクリプトの実行】
実行するPythonスクリプト:
import sys
print(sys.builtin_module_names)

結果
(‘_ast’, ‘_bisect’, ‘_bz2’, ‘_codecs’, ‘_collections’, ‘_csv’, ‘_ctypes’, ‘_ctypes_test’, ‘_datetime’, ‘_functools’, ‘_heapq’, ‘_imp’, ‘_io’, ‘_locale’, ‘_md5’, ‘_multiprocessing’, ‘_opcode’, ‘_operator’, ‘_overlapped’, ‘_random’, ‘_sha1’, ‘_sha256’, ‘_sha512’, ‘_socket’, ‘_sre’, ‘_ssl’, ‘_string’, ‘_struct’, ‘_thread’, ‘_warnings’, ‘_weakref’, ‘_winapi’, ‘array’, ‘atexit’, ‘audioop’, ‘binascii’, ‘builtins’, ‘clr’, ‘cmath’, ‘errno’, ‘faulthandler’, ‘gc’, ‘itertools’, ‘marshal’, ‘math’, ‘mmap’, ‘msvcrt’, ‘nt’, ‘pyexpat’, ‘pyexpat.errors’, ‘pyexpat.model’, ‘re’, ‘select’, ‘signal’, ‘sys’, ‘time’, ‘unicodedata’, ‘winreg’, ‘winsound’, ‘xxsubtype’, ‘zipimport’, ‘zlib’)

ライブラリを使う方法

例えば「_datetime」であれば次のように使います。※「datetime」でなく「_datetime」とします。
現在時刻が返ります。

【Pythonスクリプトの実行】
実行するPythonスクリプト:
import _datetime
print(_datetime.datetime.now())

結果
2025-02-06 20:34:19.300000

1週間前の時刻が返ります。

【Pythonスクリプトの実行】
実行するPythonスクリプト:
import _datetime
print(_datetime.datetime.now() – _datetime.timedelta(days=7))
あるいは
from _datetime import datetime, timedelta
print(datetime.now() – timedelta(days=7))

結果
2025-01-30 20:34:19.300000

使えるライブラリ一覧

・_ast: 抽象構文木(AST)を操作するためのモジュール。
・_bisect: 二分探索アルゴリズムを提供するモジュール。
・_bz2: BZ2圧縮アルゴリズムを使用してファイルの圧縮と解凍を行うモジュール。
・_codecs: エンコーディングとデコーディングを提供するモジュール。
・_collections: 追加のコレクションデータ型を提供するモジュール。
・_csv: CSVファイルの読み書きを行うためのモジュール。
・_ctypes: C言語のライブラリをPythonから呼び出すためのモジュール。
・_ctypes_test: ctypesのテスト用モジュール。
・_datetime: 日付と時刻を扱うためのクラスを提供するモジュール。
・_functools: 高階関数や関数操作ツールを提供するモジュール。
・_heapq: ヒープ(優先順位キュー)操作を提供するモジュール。
・_imp: 古いインポート関数のインターフェイスを提供するモジュール (Python 3.4以降非推奨)。
・_io: バイナリおよびテキストのI/O操作を提供するモジュール。
・_locale: ロケール(地域化)に依存した操作を行うためのモジュール。
・_md5: MD5メッセージダイジェストアルゴリズムを提供するモジュール。
・_multiprocessing: 並列計算を行うためのマルチプロセシングサポートを提供するモジュール。
・_opcode: Pythonバイトコード命令の定義。
・_operator: 関数形式の演算子を提供するモジュール。
・_overlapped: Windowsの非同期I/Oをサポートするモジュール。
・_random: 乱数生成器関連の低レベルモジュール。
・_sha1: SHA1メッセージダイジェストアルゴリズムを提供するモジュール。
・_sha256: SHA256メッセージダイジェストアルゴリズムを提供するモジュール。
・_sha512: SHA512メッセージダイジェストアルゴリズムを提供するモジュール。
・_socket: ソケット通信のためのモジュール。
・_sre: 正規表現エンジンの低レベル実装。
・_ssl: SSL/TLS通信をサポートするモジュール。
・_string: 内部文字列操作の支援モジュール。
・_struct: バイト列とPythonの値の間の変換を行うモジュール。
・_thread: 低レベルのスレッド操作を提供するモジュール。
・_warnings: 警告制御を行うモジュール。
・_weakref: 弱参照をサポートするためのモジュール。
・_winapi: WindowsのAPI呼び出しをサポートするモジュール。
・array: 基本的な配列操作を提供するモジュール。
・atexit: プログラム終了時に実行する関数を登録するためのモジュール。
・audioop: オーディオ操作のためのモジュール。
・binascii: バイナリデータとASCIIテキスト間の変換を行うモジュール。
・builtins: すべてのPythonプログラムで自動的にインポートされる組み込み関数や例外を含むモジュール。
・cmath: 複素数数学関数を提供するモジュール。
・errno: エラーナンバー定義を提供するモジュール。
・faulthandler: スタックトレースをダンプすることでクラッシュレポートを支援するモジュール。
・gc: ガベージコレクション操作を提供するモジュール。
・itertools: 高効率なループ処理を行うためのイテレータ生成関数を提供するモジュール。
・marshal: Pythonオブジェクトのシリアライズ/デシリアライズを行うモジュール(Pythonの内部使用目的)。
・math: 標準的な数学関数を提供するモジュール。
・mmap: メモリマップファイルのサポートを提供するモジュール。
・msvcrt: Windows向けのMicrosoft Visual C runtimeライブラリ操作を提供するモジュール。
・nt: NTまたはWindowsに固有の機能を提供するモジュール。
・pyexpat: XMLを解析するための高速なパーサーを提供するモジュール。
・pyexpat.errors: pyexpatモジュールで使用するエラーコードを含むサブモジュール。
・pyexpat.model: pyexpatモジュールのデータモデル。
・re: 正規表現操作を提供するモジュール。
・select: I/O多重化を提供するモジュール。
・signal: 非同期イベントを処理するためのシグナル操作を提供するモジュール。
・sys: 組み込みインタープリタ機能やシステム固有のパラメータと関数を提供するモジュール。
・time: 時刻操作を提供するモジュール。
・unicodedata: Unicodeデータベースへのアクセスを提供するモジュール。
・winreg: Windowsレジストリ操作を提供するモジュール。
・winsound: Windowsの音声操作を行うためのモジュール。
・xxsubtype: 拡張型のデモンストレーションを行うためのモジュール。
・zipimport: ZIPアーカイブファイルからのモジュールのインポートをサポートするモジュール。
・zlib: 圧縮アルゴリズムzlibを使用するためのモジュール。

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