Wordの段落記号と改行記号

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日本語では、段落は文の集まりであり、改行で区切られます。つまり段落の終りは改行です。
しかし欧米人の感覚は日本人と異なるようです。
Wordにもそれは反映されています。

日本人がWordを使用している場合、Enterキーを押すときは「改行記号」を入力するつもりで押しているはずです。
しかし、Wordでは「段落記号」の入力となります。つまりそこで段落が終わるという意味です。
ではWordで「改行記号」を入力するにはどうするか。Shiftキーを押しながらEnterキーを押します。記号が「段落記号」とは少し違うことに気付くと思います。
メモ帳などのテキストエディターの場合は「段落記号」も「改行記号」も区別はありませんが、Wordでは区別されています。

Wordで普通に使う分には「段落記号」も「改行記号」も違いはありませんが、スタイルを変更すると見た目が変わります。
例えば、段落の設定で段落前や段落後の間隔を変えると「改行記号」で区切った場合は変わりませんが、「段落記号」で区切った場合は変わります。

設定前 設定後

Wordで文章を書いているときに、文章の流れが変わる部分で、読みやすくするために、空行(「段落記号」のみの行)を一つ入れることがあります。
欧米では、この空行が一つの段落に該当します。つまりこのような無駄はしないのです。Word本来の使い方では、もし必要ならば空行を入れる代わりに段落の書式を変えるのです。

Wordにおける「段落記号」と「改行記号」の違いは、HTMLとして保存した場合にも現れます。
「段落記号」で区切られた部分は、<p>と</p>で挟まれます。
一方、「改行記号」で区切られた部分には、<br>が挿入されます。

Wordの機能(特にスタイル)を活かすためには、この「段落記号」と「改行機能」を使い分ける「欧米式」が必要ですが、これを意識してWordを使っている日本人は少ないようです。

[ 2010年9月9日 | カテゴリー: マイクロソフト | タグ: , , ]

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