8月28日にロッテが西武に勝ち、同一カード開幕16連勝となりました。これはプロ野球記録です。
なお2023年の最終戦は西武が勝っています。
経緯をまとめておきます。
スコア一覧
連勝 | 日 | スコア | 勝利 | セーブ | 敗戦 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 4月9日(火) | 5 – 0 | 西野 | 平良 | |
2 | 4月10日(水) | 3 – 2 | 横山 | 国吉 | アブレイユ |
3 | 4月16日(火) | 4 – 3 | 国吉 | 増田 | |
4 | 4月17日(水) | 2 – 0 | 西野 | 鈴木 | 松本 |
5 | 5月6日(月) | 8 – 1 | 種市 | 高橋 | |
6 | 5月7日(火) | 6 – 1 | ダイクストラ | ボー・タカハシ | |
7 | 5月21日(火) | 5 – 3 | 西野 | 益田 | 今井 |
8 | 5月22日(水) | 2 – 1 | 種市 | 隅田 | |
9 | 7月5日(金) | 6 – 3 | 小島 | 益田 | 今井 |
10 | 7月6日(土) | 4 – 3 | 坂本 | 益田 | 隅田 |
11 | 7月7日(日) | 9 – 2 | 横山 | ボー・タカハシ | |
12 | 7月30日(火) | 7 – 6 | 横山 | アブレイユ | |
13 | 7月31日(水) | 6 – 2 | メルセデス | 青山 | |
14 | 8月1日(木) | 4 – 1 | 佐々木 | 益田 | 與座 |
15 | 8月27日(火) | 2 – 0 | 小島 | 鈴木 | 高橋 |
16 | 8月28日(水) | 4 – 3 | 国吉 | ボー・タカハシ |
接戦、逆転
一方的な試合は少なく、実は接戦や逆転が多いです。
4月10日
2対0から8回裏、9回裏に失点し2対2に。延長10回表にソトのタイムリー。
4月16日
1対3から7回裏にポランコの2ランで同点に。延長11回裏に二死一二塁から岡のサヨナラタイムリー。
7月6日
1対3から8回表に3得点で逆転。
7月30日
3対5から8回裏に3得点で逆転。9回表に追いつかれるも9回裏に二死満塁から小川のサヨナラバント。
8月28日
1回表に西武が3点を先制。1回、6回、8回に小刻みに得点し同点に追いつく。延長11回裏に二死一三塁から暴投で藤原が本塁に突っ込みサヨナラ勝ち。
連勝ストップ
8月29日は台風接近の中、千葉マリンスタジアムで試合が行われ、ロッテが0対8で完封負け。対西武開幕連勝記録が16でストップしました。
なお、同一カード連勝のパシフィック記録は南海の対東京17連勝(1965年)、プロ野球記録は中日の対大洋19連勝(1955年)。
西武
松井稼頭央監督が率いる今年の西武は最初は調子が良かったです。
開幕2連勝、5戦目までで4勝1敗。
しかし4月9日から7連敗。5月14日から8連敗。
5月26日に松井監督の休養を発表。渡辺久信ゼネラルマネージャーが監督代行を務めることに。
しかし状況は変わらず、6月2日から8連敗。7月5日から8連敗。
4月30日に借金10、6月8日に借金20、7月12日に借金30。本日8月1日に借金35。
勝率は.308です。
直近20年間のワーストは、2005年の楽天(発足初年).281、次が2017年のロッテ.383ですので、今年の西武は近年に見たことがない弱さです。
原因は何と言っても得点力不足。山川穂高がソフトバンクに移籍し、中村剛也と栗山巧が40歳。それに続く選手がいません。
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