ファイルプロパティの属性の意味と使い方

Windowsでファイルのプロパティを開くと属性として、読み取り専用、隠しファイル、アーカイブというチェックボックスが表示されます。
これらの意味と使い方についてまとめます。

三つの属性

読み取り専用

チェックするとファイルが読み取り専用となります。ファイルの変更ができません。

隠しファイル

チェックするとファイルが隠しファイルとなります。ファイルが見えなくなります。

アーカイブ

チェックするとバックアップの対象となります。
バックアップツールでバックアップをすると自動的にチェックが外れ、次回のバックアップの対象外となります。
ファイルを更新した場合は自動的にチェックが入ります。
ということで、自分で操作しない方がいいと言われています。
しかし、最近のバックアップツールはこの属性ではなく更新日時でチェックするので、操作しても特段、不都合はありません。

OKと適用の違い

プロパティのダイアログには「OK」「キャンセル」「適用」のボタンがあります。
「キャンセル」は何もせずにダイアログを閉じます。
問題は「OK」と「適用」の違いです。
「OK」は属性等を変更してダイアログを閉じます。
「適用」は属性等を変更してダイアログは閉じません。多くの場合、属性以外を変更することはないので「適用」をクリックする必要はありません。

複数ファイルの属性変更

複数のファイルやフォルダを選択して一括して変更できます。
「変更を選択した項目、サブフォルダーおよびファイルに適用する」にチェックすると下の階層のファイルも変更されます。

Windows11の場合

Windows11の場合、属性は「読み取り専用」と「隠しファイル」になります。