とにかく動かすPower Automate – 変数編

Power Automateの変数の取扱は独特です。
なぜこんな形式にしたのか理解できません。

通常の変数

「変数の設定」を使って変数に値を割り当てます。
変数名は自動的に生成されます。そのまま使ってもいいですし変更してもいいです。
次のように値を割り当てます。

NewVar=3
NewVar2=7

「37」にする方法

3と7を文字列として繋げて37にします。

%NewVar%%NewVar2%

変数は前後に%を付けます。
そのまま並べると文字列の結合になります。

「10」にする方法

3と7を数値として加算して10にします。

%NewVar+NewVar2%

%を付けずにプラスを間に入れます。
全体の前後に%を付けます。

「3+7」にする方法

%NewVar%+%NewVar2%

%と%の外にあるプラスは単なる記号になります。

配列

NewList=%[1, ‘ねずみ’]%

角括弧を使うと配列になります。
文字列はシングルクォートで括ります。
ダブルクォートでもよいですが自動的にシングルクォートに書き換えられます。

最初のインデックスは0です。
%NewList[0]%
とすると「1」が返ります。

2次元配列

NewList=%[[1, ‘ねずみ’], [2, ‘うし’]%

2次元にすることもできます。
%NewList[1][1]%
とすると「うし」が返ります。

データテーブル

「新しいデータテーブルを作成する」を使ってデータテーブルを作ります。
デフォルトは1行,2列です。
0行にすると0列になってしまいます。
0行にしたいときは「データテーブルから行を削除する」を使って行インデックス0を削除します。

行を追加するときは「行をデータテーブルに挿入する」を使います。

なお「2次元配列はデータテーブルと同じだろう」と思いますが違いました。
またデータテーブルで行を絞り込む機能はありません。

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