PySimpleGUI入門

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PySimpleGUIはPythonでGUI(グラフィカルユーザインターフェース)を作るライブラリです。
通常はターミナルでコマンドを入力して実行しますが、GUIにするとテキストボックスやボタンなどが設置できて通常のソフト(アプリケーション)のように操作できます。

目次

公式マニュアル

PySimpleGUIは公式マニュアルが充実しています。英語ですが。
PySimpleGUI

インストール

インストールは簡単です。Macの場合、ターミナルで次のとおりとします。

$ pip install pysimplegui

テキストボックス

簡単なサンプルを示します。

import PySimpleGUI as sg
layout = [
  [
    sg.InputText(
      default_text = "デフォルトテキスト",
      key = "text1")
  ],[
    sg.Button(
      "実行",
      key = "button1")
  ]
]
window = sg.Window(
  "テキストボックス",
  layout)
while True:
  event, values = window.read()
  if event == None:
    break
  elif event == "button1":
    sg.popup(
      values["text1"],
      title = "入力結果")
window.close()

PySimpleGUIをインポートします。「sg」と省略するのが一般的のようです。
部品の配置が簡単です。配列に代入するだけです。ここではlayoutという変数に代入しています。
テキストボックスsg.InputTextとボタンsg.Buttonという二つの部品を配置しています。
これらをsg.Windowで表示します。
テキストボックスに文字列を入力してボタンを押すと、button1というeventが発生し、「入力結果」というタイトルのポップアップ(ダイアログ)に入力した文字列が表示されます。
×を押すとeventがNoneとなってループを抜け終了します。

[ 2020年5月24日 | カテゴリー: Python, デジタル | タグ: ]

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