ExcelにはPOISSONというワークシート関数があります。
この使い方です。
例えば次のようの問題があったとします。
「ある交差点では1分間に車が平均で5台通過します。このとき1分間に3台通過する確率を求めなさい。」
時間帯によって平均台数が変動するようなケースではダメですが、一定であればPOISSON関数を使うことができます。
POISSON関数は次のように使います。
POISSON(確率を求めたい回数,平均回数,FALSE)
上の問題の場合は「=POISSON(3,5,FALSE)」とすることで求められます。
結果は「0.1404」となります。これが「3回通過する確率」です。
蛇足。
同じように「0回通過する確率」は「0.0067」となります。
これを「16回通過する確率」まで計算して合計すると次の通り「1.0000」になります。
回数 | 確率 |
---|---|
0 | 0.0067 |
1 | 0.0337 |
2 | 0.0842 |
3 | 0.1404 |
4 | 0.1755 |
5 | 0.1755 |
6 | 0.1462 |
7 | 0.1044 |
8 | 0.0653 |
9 | 0.0363 |
10 | 0.0181 |
11 | 0.0082 |
12 | 0.0034 |
13 | 0.0013 |
14 | 0.0005 |
15 | 0.0002 |
16 | 0.0000 |
合計 | 1.0000 |
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