Excelには条件に合致するセルの数を数える関数「COUNTIF」があります。
COUNTIF(範囲,検索条件)
この検索条件の設定についてまとめます。
検索条件は、条件式を文字列で設定する必要があります。
たとえば「100より小さい」ならば「”<100"」とします。
数値の条件
条件 | 結果 |
---|---|
=100 | 100に等しい |
<100 | 100より小さい |
>100 | 100より大きい |
<=100 | 100以下※「=<」はダメ。 |
>=100 | 100以上※「=>」はダメ。 |
<>100 | 100でない |
条件は文字列であればよいので例えば「”<" & A1」としてセルを指定することもできます。
困るのは「10以上13以下」というような条件の場合です。
「”>=10 AND <=13"」などと設定することができません。
このような場合は「10以上」と「13より大きい」をそれぞれカウントして引き算します。
COUNTIF(範囲,”>=10″)-COUNTIF(範囲,”>13″)
10以上 13以下 |
10以上 | 13より 大きい |
---|---|---|
8 | 8 | 8 |
9 | 9 | 9 |
10 | 10 | 10 |
11 | 11 | 11 |
12 | 12 | 12 |
13 | 13 | 13 |
14 | 14 | 14 |
15 | 15 | 15 |
文字列の条件
条件 | 結果 |
---|---|
<> | 空白セル以外※文字列も数値もカウントする。 |
* | 文字列があるセル※数値はカウントしない。 |
? | 1文字のセル(a,b,c) |
*b | 末尾が「b」のセル(b,ab,abb) |
?b | 末尾が「b」の2文字のセル(ab,bb,cb) |
文字列の場合は「*」や「?」のワイルドカードを使うことができます。
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