Power Automateにはデスクトップ版とクラウド版があります。
ここではデスクトップ版をPAD、クラウド版をPACと呼んで区別します。
PACの概要
ブラウザ上で動くツールで開発もブラウザ上で行います。
PADはPC上の操作全般を自動化することができます。
一方、PACは基本的にブラウザ上の操作を自動化します。
メールやTeamsのチャットの送信が得意です。
Excelはオンライン版が対象になります
ファイル操作はSharePoint等が対象になります。
タイマー実行やトリガー実行が可能です。
たとえば「メール連絡があった」というイベントをトリガー(きっかけ)に実行するというようなことが可能です。
PACのフローの種類
PACでは「アクション」と言われるパーツを並べて「フロー」を作ることで処理を自動化します。
フローには次の種類があります。
インスタントクラウドフロー⇒手動実行
自動化したクラウドフロー⇒メールの受信や表の更新などをトリガーにして実行
スケジュール済みクラウドフロー⇒設定した時刻をトリガーにして繰り返し実行
PACでフローを作る方法
インスタントクラウドフローを作る場合の手順の概要です。
Power Automateを起動
ブラウザで https://make.powerautomate.com/ を開く。
フローの種類を選択
左カラムにある「作成」を選択。
「インスタントクラウドフロー」を選択。
フローを作成
フロー名としてフローの名前をセット。
トリガーする方法として「フローを手動でトリガーする」を選択。
「作成」をクリック。
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