VBAでファイル、フォルダを選択する方法

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ExcelのVBAでファイルを選択するためのダイアログを表示するには次のようにします。
この例では選択されたファイルのファイル名をメッセージとして表示します。

Sub ファイルの選択()
    With Application.FileDialog(msoFileDialogFilePicker)
        .Title = "ファイルを選択(複数選択可)"
        .AllowMultiSelect = True
        .Show
        For i = 1 To .SelectedItems.Count
            MsgBox .SelectedItems(i)
        Next i
    End With
End Sub

ファイル選択のためのダイアログを表示するには「FileDialog」を使います。引数を「msoFileDialogFilePicker」とするとファイルを選択し、「msoFileDialogFolderPicker」とするとフォルダを選択するダイアログが表示されます。
「AllowMultiSelect」をTrueとすると複数のファイル、フォルダを選択することができるようになります。
選択されたファイル名は「SelectedItems()」で取得されます。フルパス付です。インデックス番号は1から始まります。

フォルダを選択するためのダイアログを表示するには次のようにします。

Sub フォルダの選択()
    With Application.FileDialog(msoFileDialogFolderPicker)
        .Title = "フォルダを選択"
        .AllowMultiSelect = False
        If .Show = -1 Then
            MsgBox .SelectedItems(1)
        Else
            Exit Sub
        End If
    End With
End Sub

「AllowMultiSelect」をFalseとし複数選択不可としています。
またダイアログでキャンセルをした場合は終了するようにしています。

なお、この方法はWordでも使えます。

[ 2010年6月21日 | カテゴリー: Excel, Word | タグ: ]

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