先日「JavaScriptの日時を文字列に変換するメソッド(まとめ)」を書きましたが、その続きです。
前回には書かなかった内容をまとめます。
取得 | セット | 基準 | 内容 |
---|---|---|---|
getFullYear | setFullYear | 地方時 | 年 |
getMonth | setMonth | 地方時 | 月 |
getDate | setDate | 地方時 | 日 |
getHours | setHours | 地方時 | 時 |
getMinutes | setMinutes | 地方時 | 分 |
getSeconds | setSeconds | 地方時 | 秒 |
getMilliseconds | setMilliseconds | 地方時 | ミリ秒 |
getDay | なし | 地方時 | 曜日 |
getTimezoneOffset | なし | 地方時 | 協定世界時との時差 |
getUTCFullYear | setUTCFullYear | 協定世界時 | 年 |
getUTCMonth | setUTCMonth | 協定世界時 | 月 |
getUTCDate | setUTCDate | 協定世界時 | 日 |
getUTCHours | setUTCHours | 協定世界時 | 時 |
getUTCMinutes | setUTCMinutes | 協定世界時 | 分 |
getUTCSeconds | setUTCSeconds | 協定世界時 | 秒 |
getUTCMilliseconds | setUTCMilliseconds | 協定世界時 | ミリ秒 |
getUTCDay | なし | 協定世界時 | 曜日 |
getTime | setTime | 協定世界時 | 通算ミリ秒 |
「協定世界時との時差」は「分」で表わされます。日本は協定世界時との時差は9時間なので「540」となります。時差が「4.5」など整数でない場合があるので「分」で表わされるのだと思います。
「通算ミリ秒」は協定世界時の1970年1月1日0時からの通算ミリ秒です。
var basetime=new Date(1970,0,1,0,0,0);
とすると日本だと0時ですが、協定世界時だと前日の15時です。
var millisecond=basetime.getTime();
とすると「-32400000」が返ります。「9時間前」という意味です。
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