LibreOfficeでグラフを作る方法について基本的なところをまとめます。OpenOfficeでも同様だと思います。
バージョン3.6.4.3で確認しました。
表を作る
まず、表を正しく作ることです。
一番上の行は項目名をセットします。通常は文字列です。
一番左の列は同様に項目名を文字列でセットしますが、数値でも構いません。
その他のセルは数値です。
セルの結合を使ったり、一つのセルに複数の値をセットしたりすると、グラフが正しく作られません。
グラフを挿入する
表のいずれかのセルにカーソルを移動します。
メニューの挿入-グラフを選択します。
グラフウィザードが現れます。
最初の時点で、自動的にデータ範囲やデータ系列が選ばれ、棒グラフ(縦棒)ができあがっています。
グラフの種類は好きなものを選んでください。以下、棒グラフ(縦棒)で説明します。
データ範囲は上で作った表全体です。表を正しく作れば正しく選択されているはずです。
デフォルトでは「列内のデータ系列」が選択されています。上の表の場合だと、左端の列の「季節」が横軸になります。
「行内のデータ系列」を選択すると、上端の行の「商品」が横軸になります。
「最初の行を項目名に引用」と「最初の列を項目名に引用」は通常はチェックしておきます。正しい表ならばグラフ内に項目名が自動的に表示されます。
データ系列が正しく選択されない
表の左端の列が数値の場合はデータ系列が正しく選択されないことがあります。
「年度」の数値がグラフに反映されてしまうのです。
このような場合はグラフウィザードのデータ範囲で最初の列を項目名に引用にチェックを入れます。
「年度」を数値でなく文字列として取り扱います。
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