LibreOffice Writerでページ番号を表示する際に、表紙には表示せず、2枚目から表示したい場合があります。
ページの挿入
まず通常のページの挿入の方法です。フッター(ページの下部)に挿入します。
- 挿入 – ヘッダーおよびフッター – フッター – 標準スタイル を選択。
- フッターにカーソルを移動。
- 挿入 – ページ番号 を選択。
これで各ページのフッターにページ番号が挿入されます。センタリングや右寄せもできます。
タイトルページの挿入
次に2枚目からページ番号を表示する方法です。現バージョン(バージョン5.3.4.2)ではタイトルページを挿入する方法が標準的であるようです。
- 書式 – タイトルページ を選択。
- 「タイトルページ」ダイアログで次のようにする。
- 「既存のページをタイトルページに変換」にチェック。
- 「タイトルページの後でページ番号をリセット」にチェック。
これで2枚目からページ番号が表示されます。
古いバージョンでの方法
上の文章は2017年8月6日に追記しました。古いバージョンでの方法も残しておきます。
最初のページ
- 文書の先頭にカーソルを移動する。
- 書式-スタイルと書式設定を選択。
- スタイルと書式設定ダイアログが開く。
- ページスタイルのアイコンをクリック。
- 「最初のページ」をダブルクリック。これでカーソルのあるページが「最初のページ」となる。
- タイトルなど表紙の内容を入力。
標準ページ
- カーソルを表紙の内容の最後に移動する。
- 挿入-任意区切りを選択。
- 区切りの挿入ダイアログが開く。
- 「改ページ」を選択、スタイルとして「標準」を選択、ページ番号の変更にチェック、「1」を入力。
- カーソルが2ページ目の先頭にあることを確認。
ページの挿入
- 挿入-フッター-標準をクリック。
- カーソルが2ページ目のフッターにあることを確認。
- 挿入-フィールド-ページ番号をクリック。
つまり、1枚目に「最初のページ」というページスタイルを設定、2枚目に「標準」というページスタイルを設定、という作業を行います。
ヘッダーの場合も同様です。
通常はページ番号は左寄せで表示されますが、中央寄せにしたければタブを一つ、右寄せならばタブを二つ挿入すればよいです。
これにより、左側にファイル名、中央にタイトル、右側にページ番号、というような設定ができます。
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