サラリーマンの場合、確定申告で医療費控除を適用すると税金の一部が還付されますが、どれほど戻るか、調べてみました。
源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」と「所得控除の額の合計額」を見ます。
「課税される所得金額」を計算します。
課税される所得金額=給与所得控除後の金額-所得控除の額の合計額
所得税率表を見ます。国税庁のページが確実でしょう。
No.2260 所得税の税率|所得税|国税庁
課税される所得金額によって、所得税率は5%から40%の6段階に区分されていますので、自分の税率がどれか探します。
医療費控除による還付金額は年間10万円を超える部分が対象となります。全額ではないことに注意。
還付金額の概算は次の通りです。
還付金額=(医療費-10万円)×所得税率
医療費が90万円で所得税率が20%の場合、
(90万円-10万円)×20%=16万円
となります。
医療費が30万円で所得税率が20%の場合、
(30万円-10万円)×20%=4万円
となります。
もし治療費を一括払と分割払のいずれかを選ぶならば一括払の方が得です。
上の例で90万円を一括ならば還付は16万円であるのに対し、3年分割だと4万円×3で12万円となります。
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