MacでPythonを実行するとき、基本的には、ターミナルを開いて、フォルダ移動して、「Python3 ファイル名」で実行すると思います。
commandファイルを使うとダブルクリックするだけで実行できます。
使い方をメモしておきます。
commandファイル
次のように書きます。拡張子をcommandにして保存します。
xxxxx.command
cd `dirname $0`
python3 xxxxx.py
python3 xxxxx.py
「cd `dirname $0`」でPythonファイルがあるフォルダに移動します。
「python3 xxxxx.py」で実行します。Pythonファイルはファイル名だけでいいです(フルパスにしなくてよい)。
アクセス権限
ターミナルでcommandファイルのあるフォルダに移動してから、次を実行します。
$ chmod u+x xxxxx.command
これでcommandファイルにアクセス権限が与えられダブルクリックするだけで実行されます。
chmod u+x の意味
chmod u+x は、Linux/Unix 系のオペレーティングシステムで、ファイルやディレクトリのパーミッション(アクセス権)を変更するためのコマンドである chmod を使った、具体的なパーミッション設定の例です。
各要素の解説
chmod: change mode(モードを変更する)の略で、ファイルのアクセス権を変更するためのコマンドです。
u: user(ユーザー)の略で、ファイルの所有者(オーナー)に対するパーミッションを指定します。
+: パーミッションを追加することを意味します。
x: execute(実行)の略で、ファイルを実行する権限を意味します。
具体的な意味
つまり、chmod u+x は、「ファイルの所有者に実行権限を追加する」 という意味になります。
コメント