VBAでカレントディレクトリを変更する方法
ファイルを出力するExcelのマクロを実行するとそのファイルがどこに行ったか分からなくなることがあります。
カレントディレクトリに出力されるのですが、そもそもカレントディレクトリがどこなのか分かりません。
ファイルのある場所をカレントディレクトリに変更してしまえば問題ないはずです。
Excel VBAでは、カレントディレクトリを変更するための特定のコマンドが用意されています。
これは、ファイルやディレクトリを操作する際に非常に便利です。
その使用例を示します。
' カレントディレクトリをファイルのある場所に変更
ChDrive Left(ThisWorkbook.Path, 1)
ChDir ThisWorkbook.Path
ChDrive Left(ThisWorkbook.Path, 1)
ChDir ThisWorkbook.Path
カレントディレクトリを現在のワークブックのある場所に変更します。
ChDrive コマンドは、ドライブを変更します。
Left(ThisWorkbook.Path, 1) は、ワークブックのパスから最初の文字(つまり、ドライブの文字)を取得します。
ChDir コマンドは、ディレクトリを変更します。
ThisWorkbook.Path は、現在のワークブックのフルパスを返します。
これにより、後続のファイル操作コマンドがワークブックと同じ場所を参照するようになります。
[ 2024年3月8日 | カテゴリー: Excel | タグ: VBA ]
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