GASでユーザー定義関数を作り使い回す方法
Googleのスプレッドシートでユーザー定義関数を使うことができます。
その使い方と作ったユーザー定義関数を別のスプレッドシートで使い回す方法を紹介します。
例として、税抜金額を渡すと税込金額を返す簡単な関数を使います。
ユーザー定義関数を作る
スプレッドシートを開き、メニューの ツール - スクリプトエディタ をクリックします。
次のようになっています。
ここに次のように書きます。
return zeikomi = zeinuki * 1.1;
}
スプレッドシートに戻り、任意のセルに「=myFunction(1000)」と入力します。
「1100」と表示されます。税抜から税込が計算されました。
ユーザー定義関数を使い回す
Googleドライブを開きます。
https://drive.google.com/drive/my-drive
新規 - その他 - Google Apps Script をクリックします。
編集画面が開きます。
名前をわかりやすい名前にします。ここでは「common_function」としました。
コードを次のようにします。
return zeinuki * 1.1;
}
保存します。
左の歯車アイコンをクリックしてIDをコピーします。
このユーザー定義関数を使いたいスプレッドシートのスクリプトエディタを開きます。
エディタ - ライブラリ - プラスアイコン をクリックします。
スクリプトIDに先ほどコピーしたIDをペーストします。
検索をクリックします。先ほど設定した名前「common_function」が表示されます。
追加をクリックします。
コードを次のようにします。
[cc lang="javascript"]
function myFunction(zeinuki) {
return common_function.zeikomi(zeinuki);
}
「common_function.関数名」とするのがポイントです。
保存します。
これで先ほどと同様にスプレッドシート上でユーザー定義関数が使えるようになります。
[ 2021年5月14日 | カテゴリー: デジタル | タグ: GAS ]
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