Excelの数式オートコンプリートの使い方です。Excel2007で確認しました。
- 「=」をキーボードから打つ。
- 関数名の最初の数文字を打つ。
- 候補が表示される。
- 上下カーソルで選択する。
- Tabキーを押すと正しい関数名と「(」が入力され、引数の入力待ちになる。
- 引数を入力する(打つ、またはカーソルを移動する)。
- 「,」を打ち、次の引数を入力する。
- 「)」を打つ。
- Enterキーを押す。
Tabキーを押すと正しく関数名が補完されますが、Enterキーだと補完されません。
複数行の数式を書くときに、左辺は変わらないので、右辺だけ書くケースがあります。
%5Cend%7Beqnarray*%7D)
見やすさを考慮するとイコールの縦の位置は揃えたいところです。
ところが、Wordの数式の挿入でイコールの位置を揃えようとすると結構難しいです。
次のようにするとうまくできます。
まず通常通り入力します。
a=bc+bd
a=b(c+d)
この場合、下の「a」の部分の色を背景色と同じにします。
これで見た目は右辺だけになりイコールの位置も揃います。
数式の挿入でなく、本文中に文字列として数式を書く場合にも、この方法は使えます。
スペースを入れて調整する方法もありますが、等角フォントでないと正しく揃わないことがありますが、入力しておいて、色を背景色と同じにする方法ならばずれることはありません。
ブラウザ上でマウスを使って数式を手書きすると、それを認識してくれるサイトがありました。
Web Equation
「清書」してくれるだけでなく、LaTeXに変換してくれます。
このサイトには他にも、手書き文字を認識して(日本語も!)検索したり翻訳したりするページもあります。
ただ、マウスで手書きするよりキーボードで入力する方が早いので、今一つ便利だとは感じませんでした。
しかし、数式に関してはTeXのルールを覚えていないとなかなか簡単には書けないので、手書きのほうが早いです。

「Write here」と書かれているところにマウスを使って数式を書きます。
すると自動的に認識して清書してくれます。
認識精度は高いです。

キーボードで入力するのは面倒な、こんな階層の多い分数の式も一発です。
Word2007から数式を書くときには「Microsoft数式3.0」を使うようになっています。
メニューから挿入-記号と特殊文字-数式とたどると、分数やべき乗を使ったきれいな数式が入力できます。
数式を挿入した後はメニューからデザイン-構造とたどると複雑な構造の数式が書けるのですが、ここではもっと簡単な方法を紹介します。
例として

という数式を書きます。
- メニューから挿入-記号と特殊文字-数式-新しい数式の挿入を選択。
- 「ax^3+bx^2+cx+d=e」と入力。
自動的に指数部分が上付きになります。
次は

という数式を書きます。
「e^x=1+x/1!+x^2/2!+x^3/3!+...」と入力します。
これも自動的に整形されて表示されます。「...」は「
」になります。
マイクロソフトでは「e^x=1+x/1!+x^2/2!+x^3/3!+…」のように横に並べた状態を「行形式」、分数やべき乗などを整形して表示する状態を「2次元形式」と呼んでいます。
なお、数式のフォントはイタリックの方が格好がいいですね。
数式のイタリックにしたい部分を選択して、デザイン-ツール-標準テキストを何度かクリックするとイタリックになります。
Google Chart APIは主にグラフの作成に使用されますが、複雑な数式を描画することもできます。 (さらに…)
TeXは組版システムですが、とりわけ数式をきれいに表示することができます。
そこでTeXで数式を表わす方法をまとめてみました。 (さらに…)