シートの保護のパスワードは異なっても開くことがある

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Excelはシートの保護ができます。パスワードを設定することもできます。
通常、パスワードは完全に一致しないと開かないものですが、Excel2007の場合は、開いてしまうケースがあります。

例えば「aaa」というパスワードに対しては「1au」「aec」という文字列でも開きます。
「123」に対しては「102」でも開きます。
おそらく、パスワードは、ある一定の法則で、もっと短い情報(文字列)に置き換えられて保存されているのだと思われます。
例えばパスワードが3桁の数字である場合、ランダムに入力すると当たる確率は1000分の1ですが、上の「123」の場合は「102」でも当たるので確率は500分の1になります。他にも当たる数列があるでしょうから、確率はもっと上がります。

まあ、シートの保護ですので、大した問題ではないという気もします。
ファイルの保護では上のパターンでは開きませんでした。

[ 2013年11月16日 | カテゴリー: Excel | タグ: , , ]

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コメント

  1. […] 「moji_list」に数字と英小文字を指定した場合、文字の種類は、0から9、aからzで、36種類。 1桁は36通り。 2桁は1296通り(36の2乗)なので、2桁までの文字列を網羅するには、1332通り。 3桁は46656通り(36の3乗)なので、3桁までの文字列を網羅するには、47988通り。 4桁は1679616通り(36の4乗)なので、4桁までの文字列を網羅するには、1727604通り。 試していませんが、4桁の場合は相当、時間がかかりそうです。ただし、シートの保護はパスワードが違っても開く場合があるので、意外と早く、解除できるかもしれません。 […]

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