とにかく動かすPAD – Excel編

Power Automate Desktop(PAD)でExcelを使う方法をメモしていきます。

ループを使う

ループを使ってA列の1行から3行に数値をセットします。

◎Excelの起動
Excelの起動=空のドキュメントを使用
インスタンスを表示する=オン

▼Loop
開始値=1
終了=3
増分=1

  ◎Excelワークシートに書き込む
  Excelインスタンス=%ExcelInstance%
  書き込む値=%LoopIndex%
  書き込みモード=指定したセル上
  列=1
  行=%LoopIndex%

▲End

二重ループを使う

二重ループを使ってA列からE列まで、1行から3行まで数値をセットします。
二重ループのときのLoopIndexの使い方が分からないので、別に変数を設定しています。

◎Excelの起動
Excelの起動=空のドキュメントを使用
インスタンスを表示する=オン

◎変数の設定
変数=RowNumber
値=0

▼Loop
開始値=1
終了=3
増分=1

  ◎変数を大きくする
  変数名=RowNumber
  大きくする数値=1

  ◎変数の設定
  変数:ColNumber
  値:0

  ▼Loop
  開始値=1
  終了=5
  増分=1

    ◎変数を大きくする
    変数名=ColNumber
    大きくする数値=1

    ◎Excelワークシートに書き込む
    Excelインスタンス=%ExcelInstance%
    書き込む値=%RowNumber * ColNumber%
    書き込みモード=指定したセル上
    列=%ColNumber%
    行=%RowNumber%

  ▲End

▲End

データテーブルを一気にExcelワークシートに書き込む方法

データテーブルを使って一気にワークシートに書き込む方法を探しているのですが見つかりません。どれもちまちまセルごとに貼り付ける方法ばかりです。
試行錯誤の末、ようやく分かりましたので紹介します。
ここでは次のような表を考えます。

◎新しいデータテーブルを作成する
新しいテーブル=2行,2列
変数=DataTable

<img src="https://stabucky.com/wp/wp-content/uploads/2022/12/datatable.png" alt="" width="171" height="104" class="alignnone size-full wp-image-15948" />

◎Excelの起動
Excelの起動=空のドキュメントを使用
インスタンスを表示する=オン

◎Excelワークシートに書き込む
書き込む値=%{DataTable.ColumnHeadersRow.ColumnNames }%
書き込みモード=指定したセル上
列=1
行=1

◎Excelワークシートに書き込む
書き込む値=%DataTable%
書き込みモード=指定したセル上
列=1
行=2

「Excelワークシートに書き込む」が二つあります。
一つ目が見出しです。
%{DataTable.ColumnHeadersRow.ColumnNames }%
とするとデータテーブルの見出しを取ることができます。これがポイントです。
これを1行目に書き込みます。

二つ目がレコード部分です。
%DataTable%
とするとレコード部分だけを取ることができます。
ということで、これを2行目から書き込みます。

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