gooラボの「固有表現抽出API」を試す

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NTTレゾナントが日本語解析技術に関するAPIを「gooラボ」で公開しました。
いくつかありますが、その中の「固有表現抽出API」を試してみました。

固有表現抽出API:文字列中の人名・地名などを抽出する技術 - gooラボ

サンプルは次のとおりです。PHPで書きました。

$url = "https://labs.goo.ne.jp/api/entity";
$data = array(
    "app_id"=>"{アプリケーションID}",
    "sentence" => "{文字列}"
);
$options = array("http" => array(
    "method" => "POST",
    "content" => http_build_query($data),
));
$text = file_get_contents($url,
    false,
    stream_context_create($options)
);
print $text;

アプリケーションIDは各自で取得してください。GitHubに登録する必要があります。私もこの機会に登録しました。
文字列を次のようにしてみます。

「モナリザ」は西暦1500年頃にイタリアのレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた。

実行すると次のように出力されます。

{
  "request_id": "{省略}",
  "ne_list": [
    ["モナリザ", "ART"],
    ["1500年", "DAT"],
    ["イタリア", "LOC"],
    ["レオナルド・ダ・ヴィンチ", "PSN"]
  ]
}

結果はJSONで出力されます。種別は次のとおりです。

ART(人工物名)
ORG(組織名)
PSN(人名)
LOC(地名)
DAT(日付表現)
TIM(時刻表現)

「人工物名」は美術品などの作品名のようです。「組織名」は「FIFA」などを抽出するようです。

日本語解析ツールを使って試すことができます。「固有表現抽出」を使ってみてください。

[ 2014年12月5日 | カテゴリー: デジタル | タグ: , ]

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