トゥクトゥクとは何か

Pocket

「トゥクトゥクが人をはねた」というニュースを見たときは「東南アジアの事故の話をいちいち日本で報道するのか」と思いましたが、熱海市で起きた事故でした。

15日午後2時35分頃、静岡県熱海市東海岸町の国道135号で、三輪自動車「トゥクトゥク」が歩道に乗り上げ、歩行者3人をはねた。このうち1人が死亡し、2人が重軽傷を負った。(読売新聞)

当初、一人が重体で、その後、持ち直したという内容だったと思いますが、亡くなったようです。

「トゥクトゥク」を調べるとウィキペディアには「三輪タクシー」に記載があります。
「三輪自動車を利用したタクシー」ということのようです。
インドでは「リクシャー」、タイでは「トゥクトゥク」と呼ばれています。
これが正しければ熱海市の事故は「トゥクトゥクが起こした事故」ではありません。
違和感が残ります。

三輪自動車の起源は次のとおりです。
1930年代の日本は、当時アジアで最も産業化が進んだ国であり、バイクをベースとした安価な三輪自動車の発展を促進しました。
1931年に発売された三輪車マツダゴーは、自動芝刈り車となった最初の車として考えられています。
その後の10年間、日本は、地域への影響力の拡大を目的として、約20,000台の中古三輪自動車を東南アジアに配布しました。
それらは、日本政府が1965年に三輪車免許を廃止した後、特にタイで人気を博しました。

「トゥクトゥク」は「三輪タクシー」か「三輪自動車」のどちらが正しいのか。
「トゥクトゥク」は走るときの音が語源とされています。
となれば「トゥクトゥク」は「三輪自動車」の呼び名と考えるのが正しいでしょう。
ウィキペディアの記載は実態に合っていないです。

[ 2023年3月17日 | カテゴリー: ニュース | タグ: , ]

« | »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

送信してください。


タグ

カテゴリー

最近の投稿

最近のコメント

固定ページ

アーカイブ

stabucky

写真

メタ情報