PHP画像入門-PHPで画像を描画
PHPを使うと画像を描画することができます。詳細なマニュアルがあるので簡単に扱えます。
基本的な部分を備忘録としてまとめておきます。
基本
PHPファイルとして「image.php」というようなファイル名を付けた場合、HTML上で「<img src='image.php'>」とすると画像として表示されます。パラメータを付けた場合も同様で「<img src='image.php?p=x'>」とします。
PHPファイルは次のように書きます。幅300ピクセル、高さ200ピクセルのPNG画像を出力する場合です。
これが基本形になります。
//イメージを作る。
$img = imagecreatetruecolor(300, 200);
//ここに処理を書く。
header("Content-type: image/png");
imagepng($img);
imagedestroy($img);
?>
次のようにするとJPEG画像になります。
通常は背景が黒になります。背景色は次のように指定します。
直線
$imgはimagecreatetruecolorで作られるイメージ(画像リソース)です。
$colorはimagecolorallocateで作られる色です。
座標($x1,$y1)と座標($x2,$y2)を結ぶ直線を描きます。
線の太さは指定できません。基本的に1ピクセルの細い線になります。
長方形
imagefilledrectangle($img ,$x1 ,$y1 ,$x2 ,$y2 ,$color)
座標($x1,$y1)と座標($x2,$y2)を頂点とする長方形を描きます。
imagefilledrectangleは内部を塗りつぶします。
円、楕円
imagefilledellipse($img, $cx, $cy, $width, $height, $color)
座標($cx,$cy)を中心とし幅$width、高さ$heightとする楕円を描きます。
幅と高さを同じにすると円になります。この場合、幅=高さ=直径となります。
多角形
imagefilledpolygon($img, $points, $num_points, $color);
$pointsは[$x0, $y0, $x1, $y1, $x2, $x2, ...]のように配列で頂点を指定して多角形を描きます。
$num_pointsで頂点の数を指定します。
imagefilledpolygonは内部を塗りつぶします。
文字列
座標($x,$y)を左下にした文字列を描きます。
$sizeは文字の大きさです。
$angleは角度です。通常は0とします。
$fontfileはフォントのパスです。
$textは描く文字列です。
[ 2017年1月7日 | カテゴリー: PHP | タグ: 入門 ]
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