先日、こんな本を読みました。
PHPの解説本なのですが、著者がイギリスのロック・バンド、ジェネシスのファンらしく、配列か何かの説明でジェネシスのメンバー名を例に挙げていて、分かりにくいこと、この上ありませんでした。
私はジェネシスを知っていますが、一般の人ははたしてどれほど知っているのか。
とは言え、私もあまり詳しくはなく、どこでボーカルが変わったのか、はっきりしなかったので、一覧表にしてみました。
アルバム | 年 | ボーカル | ドラム | キーボード | ベース | ギター |
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From Genesis To Revelation | 1969 | ピーター・ガブリエル | ジョン・シルバー | トニー・バンクス | マイク・ラザフォード | アンソニー・フィリップス |
Trespass | 1970 | ピーター・ガブリエル | ジョン・メイヒュー | トニー・バンクス | マイク・ラザフォード | アンソニー・フィリップス |
Nursery Cryme | 1971 | ピーター・ガブリエル | フィル・コリンズ | トニー・バンクス | マイク・ラザフォード | スティーヴ・ハケット |
Foxtrot | 1972 | ピーター・ガブリエル | フィル・コリンズ | トニー・バンクス | マイク・ラザフォード | スティーヴ・ハケット |
Selling England By The Pound | 1973 | ピーター・ガブリエル | フィル・コリンズ | トニー・バンクス | マイク・ラザフォード | スティーヴ・ハケット |
The Lamb Lies Down On Broadway | 1974 | ピーター・ガブリエル | フィル・コリンズ | トニー・バンクス | マイク・ラザフォード | スティーヴ・ハケット |
A Trick Of The Tail | 1976 | フィル・コリンズ | トニー・バンクス | マイク・ラザフォード | スティーヴ・ハケット | |
Wind & Wuthering | 1976 | フィル・コリンズ | トニー・バンクス | マイク・ラザフォード | スティーヴ・ハケット | |
…And Then There Were Three… | 1978 | フィル・コリンズ | トニー・バンクス | マイク・ラザフォード | ||
Duke | 1980 | フィル・コリンズ | トニー・バンクス | マイク・ラザフォード | ||
Abacab | 1981 | フィル・コリンズ | トニー・バンクス | マイク・ラザフォード | ||
Genesis | 1984 | フィル・コリンズ | トニー・バンクス | マイク・ラザフォード | ||
Invisible Touch | 1986 | フィル・コリンズ | トニー・バンクス | マイク・ラザフォード | ||
We Can’t Dance | 1991 | フィル・コリンズ | トニー・バンクス | マイク・ラザフォード | ||
Calling All Stations | 1997 | レイ・ウィルソン | – | トニー・バンクス | マイク・ラザフォード |
アルバムごとに参加したメンバー名を並べてみました。
フィル・コリンズが参加するのは3枚目で、ボーカル兼任になるのは7枚目。「…And Then There Were Three…(そして3人が残った)」の9枚目でマイク・ラザフォードがギター兼任になった、と。
ピーター・ガブリエルがボーカルの最初の6枚とフィル・コリンズがボーカルの8枚はまったく別のバンドと言っていいと思います。
私が一番、よく聴いたのは「Genesis」です。
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