「ミケランジェロ展」を見に行く

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国立西洋美術館に「ミケランジェロ展」を見に行きました。
美術館は、JR上野駅から上野動物園に行く途中、右側にあります。建物の大部分が地下なので、外から見ると小さく見えます。

客は年配の人が多く、若者はほとんどいません。開場直後に入りましたが、既に混んでいます。
ミケランジェロ・ブオナローティはイタリアの画家、彫刻家で、1475年に生まれ、1564年に亡くなっています。日本だと戦国時代です。
代表作は「ダビデ像」や「システィーナ礼拝堂天井画」ですが、今回の展示では「天井画」がありました。しかも写真。大きなサイズなのですが、下に置かれていました。どうせ写真なのだから、天井に貼ればいいのにと思いました。天井画は室内にいる全員が同時に見ることができるという特徴があるのだから。
その他の作品も習作や写真がほとんどで物足りなさは否めません。しかし習作と言えど、そこはミケランジェロ。習作は他の作品の下書きでもあるのですが、とても緻密です。字も丁寧に書かれています。当時としては画家というより職人だったのかもしれません。後で常設展のル・コルビュジエの建築の下書きを見たのですが、こちらはデッサンは狂っているし、いかにも下書きという感じでした。
美術品よりも説明書きやビデオ上映などが多く、美術鑑賞というより美術史の勉強に重きが置かれた展示でした。

[ 2013年9月21日 | カテゴリー: 生活 | タグ: , , , , ]

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