turtleと同様の書き方で描画できる「kame」

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Pythonのお絵描きライブラリにturtleがあります。
少ないコードで線画を描くことができます。
Pythonの学習用ツールという面があります。

わかりやすくていいのですが難点が一つあります。
描画の様子が表示されるのですが、これが遅すぎます。

ということで、コーディングの練習を兼ねて、自作ライブラリ「kame」を作ってみました。

概要

あるフォルダにkame.pyを保存します。
同じフォルダに描画用のpyファイルを保存して実行します。

サンプル

次のようなコードを書きます。
最初にkameをimportします。

from kame import *
kame = Kame()
kame.setup(400, 400, "red")
kaisu = 1000
for i in range(kaisu):
  kame.color(250 - i * 250 / kaisu, 0, i * 250 / kaisu)
  kame.pendown()
  kame.forward(10 * i)
  kame.right(179)
  kame.penup()
  kame.forward(5 * i)
  kame.left(7 * i / kaisu)
kame.kaku()

使い方

turtleは「ペンを紙に当てて動かす」という使い方をします。kameも同じです。

setup(width, height, color)

画像の設定をします。幅、高さ、背景色を指定します。

forward(nagasa)

現在の向きで指定した長さの線を描きます。

goto(x, y)

現在の地点から指定した地点までの線を描きます。

right(kakudo)

指定した角度だけ向きを右にします。

left(kakudo)

指定した角度だけ向きを左にします。

penup()

ペンを紙から上げます。

pendown()

ペンを紙に下ろします。

color(r, g, b)

線の色を指定します。

kaku()

描画します。

[ 2023年8月20日 | カテゴリー: Python | タグ: , ]

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