Excelで偏差値を求める
Excelで偏差値を求める方法を考えます。
生徒にテストを受けさせて、その得点から偏差値を求めるものとします。
(1) 全員の得点の平均を計算する。【平均】※ワークシート関数としてはAVERAGE
(2) 一人ずつ得点と平均との差の2乗を計算する。
(3) (2)の平均を計算する。【分散】※ワークシート関数としてはVARP
(4) (3)の平方根を計算する。【標準偏差】※ワークシート関数としてはSTDEVP
(5) 一人ずつ 10*(得点-平均)/標準偏差+50 を計算する。【偏差値】
もしExcelで偏差値をダイレクトに計算するためには次のような数式を使います。
A1セルからA10セルに10人分の得点がセットされている場合です。
=10*(A1-AVERAGE(A1:A10))/STDEVP(A1:A10)+50
なお「10*(得点-平均)/標準偏差+50」の「10」と「50」は固定です。
実際に計算例を見てみます。 (さらに…)