イット・バイツがデビューした頃の評価はマリリオンの二番煎じだったように思う。これまた曖昧な記憶で、マリリオンがジェネシスの二番煎じと言われていたことと混同しているかもしれない。
確かなのはイット・バイツはマリリオンと同様にポンプ・ロックの範疇で語られていたということだ。ポンプ・ロックについてはマリリオンの記事で既に書いた。
ボーカルを兼ねるギター、ベース、キーボード、ドラムスの四人組。プログレッシブ・ロックのような技巧的なバンドにしては人数が少ない。例えばピンク・フロイドやエイジアは四人組だがボーカルはベースを兼ねている。
イット・バイツのボーカル兼ギター、フランシス・ダナリーは歌いながら奇妙奇天烈でテクニカルなフレーズを弾く。
メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドやメガデスのデイヴ・ムステインなどは非常に速いテンポで歌いながらリフを弾くが、フランシス・ダナリーの演奏はまた違った凄さがある。YouTubeで見ることができる。
The Big Lad In The Windmill - It Bites
[2014-11-01]
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