Highway To Hell - AC/DC

AC/DCについては、最近、立て続けに問題が起きている。

2014年9月に、リズム・ギタリストのマルコム・ヤングが認知症で脱退した。マルコムはアルコール依存症で、これまでも密かに代役がステージに立っていたこともあるらしい。その代役がスティーヴィー・ヤングでマルコムの甥に当たる。甥といっても長兄の息子なので年齢が近く(マルコム61歳、スティーヴィー57歳)、ステージで派手な動きはしないので観客は気付かなかったらしい。私も日本公演に行ったことがあるがひょっとしたらそのときも代役だったかもしれない。
認知症ということで当然、バンドを続けることができず、今回、スティーヴィーが正式メンバーとして加入したらしい。

そして、今度はドラマーのフィル・ラッドが委託殺人容疑で逮捕された。北欧の怪しげなデス・メタルの話ではない。世界的バンドの現役のメンバーである。
最新のニュースによれば証拠不十分で不起訴となったらしいが、そもそも疑われた時点でアウトだろう。

AC/DCはアルバム「ハイウェイ・トゥ・ヘル」でアメリカで大成功を収めた。これからさらに上を目指す、というところで、ボーカルのボン・スコットが窒息死。「万事休す」というところだったが、ボーカルにブライアン・ジョンソンを起用して起死回生を果たす。
過去にも絶望的な状況を打開してきた彼らであるから、今回も切り抜けることだろう。

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[2014-11-11]

AC/DC,1979年

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