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時報

昨日、究極の時計のことを書いた。
究極の時計が登場するまでは、NHKの時報を使う人も多かったことと思う。この時報が廃止されるという。理由はデジタル放送の登場である。
現在のテレビ放送はアナログである。放送局の電波が各家庭に届く。タイムラグがほとんどない。したがって、時報を放送局で流しても意味があった。
これがデジタル放送になるとタイムラグが生じるという。したがって、もし時報を放送したとしても、数秒ずれることが想定されるという。となると、もう時刻合わせには使えない。それで廃止されるのだという。
年越しのカウントダウンに熱狂する人種がいる。日本中が同じ瞬間に同じ意識でいることがよほど興味深いらしい。毎年同じことをしていても飽きることがない。テレビ放送を見ながら年の変わる瞬間を待つ。マニアックである。
これが数年後には体験できなくなる。

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[2003-10-06]

デジタル

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