1984 - Van Halen

ロックバンドは一般にボーカル、ギター、ベース、ドラムスで構成される。キーボードが加わることがある。ボーカルは他のパートを兼任することがある。
私はロックバンドはアルバムの楽曲をライブで概ね再現できる必要があると考える。「概ね」というのは、例えばアルバムではギターを2本以上重ねているが、ライブではギタリストが一人なので1本だけで演奏するような場合は許される、というような意味だ。アルバムではホーンセクションがある場合、ライブではこれを省略しても楽曲が成立するならば許す。
例えば、サザンオールスターズはメンバーにギタリストがいないためサポートメンバーを加えている。これはバンドとは呼べない。グレイはドラムスがいないので同様にバンドではない。
アルバムでは音に厚みを出すためにキーボードが加えられているケースがある。これは許す。しかしキーボードがリフを奏でたりイントロからメインで鳴っていたりするケースはダメだ。
私はヴァン・ヘイレンのライブに行ったことがない。「ジャンプ」がライブでどのように演奏されるか、知らない。この曲はキーボードによるリフがイントロから演奏され楽曲の核となるパートである。アルバムではギタリストのエドワード・ヴァン・ヘイレンが演奏しているはずだが、ライブではどうしているのだろう。
ヴァン・ヘイレンには専任のキーボード奏者がいない。2代目ボーカルのサミー・ヘイガーであればエディがキーボードを演奏している間にギターを演奏することができるが、初代ボーカルのデイヴ・リー・ロスはどうだろう。もしサポートメンバーが演奏しているならば先ほどの定義によればダメである。
YouTubeで確認すればすぐ分かることだが、あえて調べないことにする。

1983年にエディはマイケル・ジャクソンのシングル「ビート・イット」に参加しギターソロを担当して一躍有名になっていた。このギターヒーローを擁するヴァン・ヘイレンが1984年の初頭、満を持して発表したのがアルバム「1984」である。ギターでなく、シンセサイザー満載のインスト「1984」で幕を開け、すぐに前述のキーボードのイントロから始まる「ジャンプ」に繋がる。
圧巻なのは「ホット・フォー・ティーチャー」だろう。アレックス・ヴァン・ヘイレンのドラムソロから始まり、エドワードのライトハンド奏法による強烈なギターソロが続く長いイントロ。教室を舞台にし、メンバー4人の子供時代の様子が描かれるプロモーションビデオも楽しく、話題になった。
やはりド派手な「パナマ」や、これもキーボードが多用される「アイル・ウェイト」などもシングルヒットしたはずだ。

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[2014-05-15]

Van Halen,マイケル・ジャクソン,1983年

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