Nothin' But Trouble - Blue Murder

ジョン・サイクスはホワイトスネイクを脱退し、自らのバンド、ブルー・マーダーを結成した。
驚いたのはドラマーがカーマイン・アピスだったことだ。ヴァニラ・ファッジやベック・ボガード&アピスなどに在籍していたが、いずれも伝説のバンドであり、私にとって彼は伝説のドラマーだった。つまり現役だとは思っていなかった。
そしてベーシストはトニー・フランクリン。経歴は全く知らなかった。
そしてジョン・サイクスがギターとボーカルを兼任。スリー・ピース・バンドである。
この手のハード・ロックのバンドでスリー・ピースは意外に少ない。まず演奏しながら歌うのが難しい。またギター一本では音が薄い。
ブルー・マーダーはどうか。ジョン・サイクスのギター演奏能力の高さはシン・リジー、ホワイトスネイクで知っていたが、歌が意外に上手かった。そして演奏しながら歌える。最近、YouTubeで彼らのライブ演奏を見たが、確かにジョン・サイクスは演奏しながら歌っており非常に安定している。
そして音の薄さはベーシストがカバーしていた。トニー・フランクリンはエレクトリックベースとしては珍しいフレットレスを使用していた。これが縦横に動き回り音の隙間を埋め尽す。ブルー・マーダーの音楽の最大の特徴はこのフレットレスのベースにあると言っても過言ではない。

今回、紹介するのはセカンド・アルバムの「ナッシング・バット・トラブル」。
出色はオープニングの「ウィ・オール・フォール・ダウン」で、シン・リジーに参加時の「サンダー・アンド・ライトニング」を彷彿させるほどジョン・サイクスが弾きまくっている。彼らの代表曲だろう。

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[2014-08-11]

Blue Murder,1993年,ジョン・サイクス

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