エリザベス女王とパンクロックとメガデス

エリザベス女王が亡くなった。
音楽業界に与える影響も大きい。
とにかく在位が長いからブリティッシュ・ロックの黎明期以前からクイーンと言えばエリザベス女王だった。

パンクロックのクラシックであるセックス・ピストルズもエリザベス女王の時代に含まれる。
彼らのヒット曲に「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」があるので最近、彼らの姿を見ることが多くなったような気がする。
私自身はパンクロックはさほど聞かない。セックス・ピストルズも聞かない。
最もよく聞くのはメガデスがカヴァーした「アナーキー・イン・ザ・UK」である。

一般的にパンクロックは単純で演奏が比較的簡単である。
一方、メガデスはインテレクチュアル・スラッシュ・メタルを標榜している。
「知的なスラッシュメタル」である。
スラッシュ四天王の中で最もリフが複雑なのでないだろうか。
リーダーのデイヴ・ムステインはこの複雑なリフをギターで弾きながらボーカルもこなす。

こんなバンドがパンクロックを演奏するとどうなるか。

https://www.youtube.com/watch?v=Rf03JDzOU28

「過ぎたるは及ばざるが如し」となる。

"Anarchy in the U.K."はアルバム「So Far, So Good... So What!」に収録。

関連記事

[2022-10-05]

Megadeth

ディオに関するエピソード | 「3月9日」は卒業の歌ではない

©2014-2024You Look Too Cool