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コンサート-松任谷由実「シャングリラ」

えー、1999年6月16日水曜日。
代々木オリンピックプール。
ユーミンのコンサートに行ってまいりました。
「シャングリラ」というやつですね。
空中ブランコあり、シンクロナイズドスイミングあり。
おかげでユーミンの歌が少なかったでした。
1万円也。


とは言え、ユーミンが女王と呼ばれるのも分かる気がしました。
彼女が登場したときには、ロブ・ハルフォード、オジー・オズボーン、リッチー・ブラックモアの諸氏の姿を初めて見たときよりも感動しました。
彼女は今年45歳になります。
それでも、レオタードで踊りまくり。
テレビにほとんど出ないため、このような姿が見られるのはコンサート会場でのみ。
つまり、彼女を教祖と崇めるファンの前でだけ、このような格好をするのです。
踊るのならば、おそらく小柳ルミ子の方が上でしょうが、テレビに出過ぎたために、あの有様。


総予算30億円とのこと。
代々木のキャパシティがどれくらいか知らないのですが、これを計算しやすいように1万人とすると、1回の公演で、1万円×1万人=1億円。
30回以上演らないと元が取れない。
でも、彼女を教祖と崇める人たちは、おそらく発売されるであろう、ビデオを買うのでしょう。
ただの紙切れに穴をあけただけの「うちわ」300円也を喜んで買っているのですから。
こうでもしなければ、赤字です。


さて、年齢層はさすがにGLAYよりも高め。おばさんが多かったです。
苗場にもついていってしまう人たちですね、きっと。
入場の際、私の前に割り込んだ人がいたので、思い切り突き飛ばしてしまいました。
間違いなく、ハード・ロックキッズの方がマナーは良いです。
取材:1999年6月16日

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[1999-06-16]

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