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大阪・池田小乱入8人刺殺事件、遺族に4億円

大阪教育大付属池田小学校に男が乱入し、児童8人を殺した事件。
戦後の大量殺人は、9人以上が5件、8人が11件となっている。
地下鉄サリン事件を除くと、最近の殺人事件では、この池田小の事件はきわめて酷い。
犯人の宅間は当然、死刑を求刑されている。

大阪教育大付属池田小学校(大阪府池田市)で起きた児童ら殺傷事件で、文部科学省は5日、亡くなった8児童の遺族との間で事件の防止策の不備に対する謝罪や総額約4億円の損害賠償、今後の再発防止策を盛り込んだ合意書案をまとめたことを明らかにした。事件から2年となる8日、遠山敦子文科相らが出席して調印する。

確かに悲惨な事件であるが、この損害賠償は高すぎやしないか。

この損害賠償、文部科学省や大阪教育大、池田小学校の人間が払うわけではない。
元は国民の税金である。
4億円も払っても関係者は痛くもかゆくもない。
児童1人につき5000万円である。
実はすでに別に2500万円が支払われている。
池田小学校以外の普通の小学校での事件だったら、こんなに損害賠償されるだろうか。
せめて、訴訟、裁判を通して、賠償額は決められるべきではないか。
遺族や池田小OBの中には文部科学省など政府の幹部がいるはずである。
それが「作用」しているとは言えないだろうか。

たとえば、ストーカーの存在を警察に訴えたが無視され、結局、殺された事件がある。
警察の過失は明らかであるが、損害賠償されたという話は聞かない。

宅間の犯行の動機は「エリートの子供が憎い」だという。

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[2003-06-05]

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