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乗用車の中の死体

今月12日、川崎市で街路樹に衝突した乗用車の運転席から死体が発見された。事故が原因で死んだのではなく、窒息死だったという。つまり誰かに首を絞めて殺されて、事故死に見せかけられたらしい。いくら警察が馬鹿でも絞殺と衝突死だったら、気付くぞ。
車は午後7時40分頃に発見された。死体は運転席に座りシートベルトを締めていた。運転している最中に首を絞められたのか、別のところで絞め殺されて運転席に座らせられたのか。死亡推定時刻は午後3時。こんな明るい時間から夜まで発見されなかったことも不思議だが、ま、あり得る話か。
もし別のところで殺して、偽装のために運転席に座らせたとしたら、犯人は馬鹿である。街路樹にぶつけたのは犯人であるし、わざとぶつけたとするとかえって目立つようにしているからだ。死体を運転席に座らせて、路肩に停めておけば、翌朝まで気付かれなかったかもしれないし、あるいは死体をトランクに入れておけば数日は発見されなかったかもしれない。普通、死体の発見が遅れるほど、捜査は難しくなる。これが推理小説だと、わざと早く発見させるということは、犯人は犯行時刻のアリバイを偽装しているということになる。
かといって、運転している被害者の首を絞めるというのもすごい。バスの運転手を射殺しちゃうようなもんだ。
鍵は開いていたようだから、密室ではない。もっとも車の場合は密室にするのは簡単だから、意味はない。
新聞を見る限り、絞殺とは書いてあるが、何で絞められたのかは、詳しく書かれていない。犯人しか知り得ない状況というやつか。

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[2001-04-14]

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