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17歳母親の犯罪と17歳双子弟の犯罪

尾崎豊に「17歳の地図」という歌がある。歌自体は大したことはないが、17歳が幅を利かせている昨今の世の中を予言しているようだ。


また今日も17歳の事件があった。それも2件。1件は17歳の母親が1歳の長男を虐待して殺してしまったというよくある事件。中学生の時に出産して、妊娠させた男と同居していた去年の夏、長男がご飯を食べないからといって、壁に叩きつけて死なせてしまったという。最近、虐待という言葉をよく目にするが、この事件の場合はちょっと違うような気がする。単にカッとなって死なせてしまった場合には虐待とはいわないんじゃないか。語感としては、継続性のあるのが虐待ではないかと思う。
話が横にそれた。中学生で子供を産んでしまったのだから、ま、自分では育てられない。ということで、この赤ちゃんの祖父母が、赤ちゃんを里子に出した。半年後に、この母親と父親は、赤ちゃんを引き取って、2人で暮らし始めた。
で、興味深いのは、この母親のその後。母親ったって17歳だからね。長男が死んだとき、17歳の母親と19歳の父親は別れて、お互いの親の家に戻った。その直後、この母親、今度は長女を出産。この子もどこかに預けられているらしい。
この事件は今頃になってばれた。ま、病院で「長男が転んだ」っていったってんだから、あきれるね。転んだくらいで、くも膜下出血になるかっての。それで周りが怪しいってんで調べたら、この母親が犯行を自供したという。


もう一つは、17歳の双子の弟が兄を殺してしまったという事件。病弱だった兄の将来を悲観しての犯行ということだけど、ま、大胆な推理をしてしまえば、この兄弟、入れ替わってるね。つまり、残ったのが、兄、ということ。
ミステリーの読み過ぎかな。

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[2001-02-26]

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