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ひらがなの市
あるWebサイトによると日本には(いや、世界には)ひらがなの付いた「市」が9個あるそうである。
次はそのサイトからの引用。
むつ市 | 青森県・人口5万人 昭和35年全国初のひらがな市名となる |
いわき市 | 福島県・人口36万人 2003年3月まで日本一広い市 |
ひたちなか市 | 茨城県・人口15万人 勝田市と那珂湊市が合併して誕生 |
つくば市 | 茨城県・人口16万人 筑波学園研究都市、万博で有名 |
さいたま市 | 埼玉県・人口103万人 2001年5月に浦和市と大宮市と与野市が合併して誕生 |
あきる野市 | 東京都・人口8万人 95年に秋川市と五日市町が合併して誕生 |
えびの市 | 宮崎県・人口2万人 ひらがな市名としては最南端 |
さぬき市 | 香川県・2002年4月1日誕生 |
東かがわ市 | 香川県・2003年4月1日誕生 |
読みにくいとか、書きにくいならともかく、「東かがわ」はどうかと思う。
ということで、ひらがなの市については否定的な考えを持っているのだが、そう思っているのは私だけではないようだ。
岐阜県南濃町など3町が合併し、来年3月に発足予定の「ひらなみ市」の名称をめぐり、南濃町の住民らが4日、「無理なこじつけで、土地の顔が見えてこない」として撤回を求める請願書と、町民約1万7000人のうち約4400人分の反対署名を町議会に提出、受理された。合併後の新名称に平仮名を用いる自治体が全国的に増えているが、民俗学者からは「地域の歴史や文化を無視している」と批判の声も上がっている。南濃町と平田町、海津町でつくる法定合併協議会によると、「ひらなみ」は3町の頭文字の「平」「南」「海」の組み合わせ。一般公募で寄せられ、「親しみやすい」との理由で選ばれた。ところが公募で寄せられた約2500件のうち、3町の郡名である「海津」が約500件だったのに「ひらなみ」はわずか2件。請願では「民意を黙殺している」と訴え、公募で最も多かった「海津」に市名を変更するよう求めている。日本地名研究所(川崎市)の谷川健一所長は「頭文字を組み合わせて平仮名読みさせるのは土地の歴史をばらばらにする行為。住民の反発は当然だ」と話している。(共同通信)
いずれにせよ、田舎のどうでもいいような「市」がニュースになったのだから、それで万歳とすべきだ。
こんな「市」は記号で表せ。
「gifu200403.city」など。
画像ファイルみたいだ。
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