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英語をカタカナで表記する

10年程前、仕事で外資系の会社に行ったときに、そこの部長が秘書に向かって「これ、カピーして」と言ったので、思わず、笑ってしまった。気取っているのか、何なのか。英語が得意な人はとかくそういう傾向があるらしい。

外務省は、「わかりづらい」と批判の出ていた同省独特の国名・地名表記を一般的なスタイルに改めることを決め、新たな表記を盛り込んだ在外公館設置法の改正案を今国会に提出する。

表記を変更するのは約60の国名と、日本大使館・総領事館のある約90の都市名。国名では「ヴィエトナム」をベトナムに、「サイプラス」をキプロスに、「ジョルダン」をヨルダンなどに改める。都市名でも、「ロス・アンジェルス」をロサンゼルスに、「ヘーグ」をハーグに、「プラーグ」をプラハ、「ワルソー」をワルシャワとする。
珍表記の多くは英語の発音をカタカナで表記したものだが、同省では「わかりづらいとの指摘もあり、改めることにした」と説明している。(読売新聞)


まあ、外務省の役人のやることだから、常識外れなのは仕方がない。英語をカタカナで表記するのは、英語が苦手な人のためのものなのだから、それをわざわざ英語に近く表記するのは意味がない。
ただ、日本人は、外国の地名を英語を元に表記したりフランス語を元に表記したりしているから、いざ、英語圏の人と会話をすると、戸惑うのかもしれない。たとえば、フランスのパリなどはフランス語だと「パリ」だが、英語だと「パリス」になるそうだ。

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[2003-01-24]

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