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「薬局通」

唐沢俊一という人の「薬局通」という本を読んだ。これはミステリーではない。ノンフィクションである。
この人、お父さんが薬剤師だったとか、自分自身、薬科大に通っていたとか、薬に詳しい。以前、やはりこの人の「大猟奇」という、世の中の気味の悪い話ばかりを集めた本を読んだことがある。文が非常に面白い。この「薬局通」は、彼の処女作らしいが、すでに彼らしい文体で書かれている。話がぽんぽん飛ぶのだが、骨子はしっかりしているという文章である。
ちょうど、昨日、薬局に行った。何でも売っている。洗剤も売っているし、雑誌も売っている。普通の食料品も売っていた。何でも売っているのは、マツモトキヨシだけではないのだ。
というような、なぜ薬局に競馬新聞が置いてあるか、なんていう豆知識がたくさん出てくるが、印象に残ったのは、副作用をおそれて薬を飲まないのは、排気ガスが出るからといって車を否定するのと同じこと、という趣旨の文だ。


今日はフリーセルを#13までクリアした。今さらながら、やってみると、結構、面白い。片手でできるところがいい。

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[2001-01-29]

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