stabucky blog

「コンピュータの熱い罠」

昨夜は「凍える島」を読み終えてから、岡島二人の「コンピュータの熱い罠」を読みはじめ、仕事帰りの電車の中で読み終えた。正味、1時間くらいではないか。
岡島二人は、名前の通り、二人の合作ペンネームである。片方が考えて、片方が書くという手法だったらしいが、これが破綻をきたして、結局、二人は袂を分かつ。考える方が考えられなくなって、書く方が考えるようになったからだという。この辺りのことは自叙伝の「おかしな二人盛衰記」に詳しい。
岡島二人の作品は、とにかくバラエティに富んでいる。競馬もの、コンピューターもの、誘拐もの。ユーモアあり、シリアスあり。事件が起きました、一挙に解決しました、というパターンではなく、主人公が事件に巻き込まれながら徐々に解決していくというパターンが多い。この「コンピュータの熱い罠」は、主人公の女性オペレーターが結婚詐欺-殺人に巻き込まれていくという作品。面白くて一気に読んだが、余韻がないなあ。


今日はフリーセルを#18までクリアした。


今日はモーニング娘。のべストアルバムが発売された。本当は明日だが、前日に店に並ぶのは常識。どんなものかと、仕事帰りにCDショップを覗いてみると、見事に売り切れていた。つもり貯金、3000円也。

関連記事

[2001-01-30]

「薬局通」 | 「凍える島」