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オレオレ詐欺を防ぐ

秋田で銀行員がオレオレ詐欺を防ぐというニュースがあった。
昨日も同様のケースが大分でもあった。

「東京にいる孫が交通事故に遭った。急いで70万円送金してほしい」。顔色を変えて駆け込んできた秋田県十文字町の無職女性(80)に、秋田銀行十文字支店の行員が「おれおれ詐欺では」と増田署に通報、未然に防いだことが27日、分かった。増田署員と親せきが思いとどまらせようと説得したが、ほとんど来ない“孫”からの電話に女性は「だまされてもいい」と何度も送金を頼んだという。(共同通信)

「なぜ引っかかるのだろう」と詐欺事件が起きるたびに言われる。
単にだまされたというのがほとんどだが、中には、だまされた人は薄々感づいていたが気付かないふりをしていた、というのもあるように思う。
特に金をだまし取られても実際の生活にはまったく影響のない人というのはいるものでここで紹介したようなおばあさんもこのようなケースなのだろうと思う。
つまり、ある種、だまされることを楽しんでいるという感覚である。
結婚詐欺にもこういうケースは結構あるらしい。

そういう意味ではこの銀行員は無粋なことをした、とも言える。

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[2003-09-04]

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