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救急車が人を轢く

「轢く」という字は、いかにもぐちゃぐちゃになっちゃったという感じがする。

2日午前2時25分ごろ熊本県八代市本町の市道で、八代消防署の古島勲救急隊員(30)が急病の女性を乗せ救急車を発進、路上に横たわっていた同市田中東町、会社員春田孝江さん(37)をひいた。春田さんは別の救急車で病院に運ばれたが間もなく死亡。八代署は業務上過失致死などの疑いで古島隊員から事情を聴き、女性と春田さんの間に何らかのトラブルがあったとみて関係者から話を聞いている。(共同通信)

この記事は「救急車が女性を轢き殺した事件」と「不倫による事件」を分けて書いていない。よく分からないので補足する。

「不倫による事件」
A子とB太郎は夫婦で、春田孝江はB太郎の愛人。病気なのか事故なのかは分からないが、春田孝江は呼吸困難(過呼吸)となったため救急車を呼び、春田孝江とその付き添いとしてB太郎が乗り込んだ。その際、B太郎は「これが俺の愛の表現だ」と叫んでA子を殴りつけた。

「救急車が女性を轢き殺した事件」
A子はB太郎が行ってしまうのを阻もうとして救急車の前に寝そべり妨害した。しかしほとんど車体の下に隠れてしまったため運転手が気付かず救急車を発進。A子は死亡した。

補足してみたがやはりよく分からない部分が多い。まあ、この不倫の二人にとっては、願ってもない状況になったわけである。
運が悪いのは運転していた救急隊員である。実名が載せられてしまった。安全確認をしなかったとはいえ、緊急であるし、どうやら病人を後ろのドアから搬入し、そのまま運転席に着いたため、外の状況については気付きようがなかったらしい。
合掌。

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[2003-08-02]

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