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応募はがきを自宅に持ち帰る

変な事件があった。

毎日新聞中部本社(名古屋市中区)に寄せられた懸賞用の応募はがき約8キロ分が社外に流出、インターネットの競売にかけられていたことが15日、分かった。はがきには応募者の名前や住所、年齢など個人情報が記されていた。切手収集家だった同社の元社員の自宅にあったもので、元社員の死後、長男が競売にかけていた。同社は同日、はがきを回収した。(朝日新聞)

この毎日新聞の社員は懸賞に応募されたはがきや封筒を家に持ち帰っていたのだという。で、珍しい切手があれば、それをはがしてコレクションしていたのだろうか。「データの漏洩はいかん」と、普段、偉そうなことを言っている新聞社がこれだからなあ。それでもまだ新聞社は「持って帰った社員が悪い」と思っているようだ。
持って帰る社員も酷いが、それを競売にかけてしまう息子も酷い。どういう発想なのだろうか。この競売に応じた客が一人もいなかったというのが、せめてもの救いだ。
もう誰も信じられない。こういう懸賞にはがきで応募する場合は、偽名、架空住所で出すしかない。

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[2003-02-16]

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